地球の不思議🌎

皆さんこんにちは!副教室長です。🐟全国的に荒れた天気になっているようですね。昨日の夜は、赤塚はゲリラ豪雨がありまして、一時はどうなるかと思いました☔皆さん足元にお気をつけてお過ごしください🌝

日々巡回指導をしていると、様々な教科の様々な問題に出会います。先日、中学受験を目指している生徒さんの理科を見ていた時のこと。単元としては「酸素の性質」あたりで、過酸化水素水やオキシドールなどを使った実験問題や金属を熱して酸化させたときの計算問題など、なかなか解き応えのある内容でした📖酸素や二酸化炭素のことを考えている時にふと、なぜ空気中には酸素でも二酸化炭素でもなく窒素が一番多いのか?という疑問が湧きました。生物は二酸化炭素を排出するし、植物は光合成で酸素を排出する。なのになぜ1番が「窒素」なのか?気になったので調べてみることに。すると、驚くべきことが分かったのです。

結論からいうと、「窒素の量が増えたのではなく他の成分が徐々に減っていったから」。大昔地球ができたての頃は、今よりも何十倍も気圧が高く、空気中の主成分は二酸化炭素。酸素はごくわずかしかなかったそうです。やがて地球が冷えてくると、二酸化炭素は海に溶けて石灰岩となり、海底へ沈むと同時に、光合成を行う生物が増えてきて、二酸化炭素を吸い込んで酸素を放出しました。このため、二酸化炭素は現在の大気にはごくわずかしか含まれていないそうです。そして肝心の窒素は、地球のもとになった隕石などに含まれていた成分からできたとか。窒素はとても安定した気体で、一度できてしまうとほとんど変化しません。このため、大気中の窒素の量は、地球ができたころからほとんど変わっていないと考えられているそうです。つまり、二酸化炭素や水蒸気などの成分が大気から減っていったため、ずっと変化しなかった窒素が、いつしか一番多い成分になってしまった、ということだそう。

そう考えると、いま私たちが生きている空間の約7割は、古代から変わらず存在し続けているものということになりますね!😲ちょっとした問題から地球の歴史のロマンを垣間見た瞬間でした。また一つ、生徒さんのおかげで勉強になった副教室長でした。

※参照:どうして空気中には窒素の割合が多いのですか? (kodomonokagaku.com)

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