孤独の14年間

皆さんこんにちは!副教室長です。🐟気候は一気に秋、急激な気温の変化に体もびっくりしています😨風邪等ひかないようお気をつけくださいね…!

さて、一昨日NHKで夜、横綱・白鵬の特集番組を放送していました。皆さんはご覧になられましたか?私は録画で昨日観ました!相撲好きの私にはたまらない番組で、終始食い入るように観ていましたが、ひとつ胸が痛くなる話がありました。それは「日本人として愛されたい」という彼の言葉でした。2019年、彼は日本国籍を取得し、「日本人として生きていきます」と笑顔で取材に答えていました。しかし、次に過去の取り組みの映像が流れた瞬間、私はハッとしました。その取り組みは、2017年稀勢の里関が横綱になる直前の場所。日本人横綱誕生がかかっているということで、非常に多くの注目が集められていました。そして千秋楽、稀勢の里関が勝つと、会場は万歳コールに包まれたのです。その時白鵬関は、息を吐きながら平然を保とうとしつつも、目に涙を浮かべていました。モンゴル出身、20歳で日本にわたり、部屋では日本の歌謡曲を流しながら練習するという、日本文化に囲まれた生活をしている白鵬関。心は日本人より日本人なのに、周りの無意識な「偏見」によって自分の力ではどうしようもできない問題に、一人で立ち向かっていたのです。私たちには共感しきれない問題でしょう。実際私も稀勢の里関が勝ったときは嬉しかったですし、相撲界が盛り上がると感じていましたが、それもまた彼を苦しめていたと思うと、罪悪感を感じました。と同時に、そのことで相撲が、日本が嫌になってもおかしくないのに相撲を取り続けた白鵬関の心の強さを痛感しました。

今年、長い相撲人生に終止符を打った白鵬関。私含め相撲を観る全ての人を虜にし、日本の相撲の繁栄を担う存在でした。様々な面で彼の偉大さは図り知れませんが、私も彼のような強い人間に少しでも近づけるよう、頑張ろうと思います。目指せ、塾界の横綱!✋

※ステップアカデミーでは冬期講習・直前講習の受付を開始しております。詳細は教室内にあるパンフレットやサイトをご覧ください。沢山のお申込み、お待ちしております✨

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